てんとらんどの遊戯広場&ロッジ
親子連れが訪れ、子どもたちの歓声で賑やかだった季節も去り、広場を訪れる人影もなくなりました。テントランドの遊戯施設もロッジも、今は深い雪のなかで眠っています。雪原の白いキャンバスに映る、木の影がきわだって見えます。雪の上には沢山の足跡が見えました。それはテントランドの住人たちの足跡なのです。
彼らの先祖は、この公園が作られる前から住んでいました。大きくなったエゾユキウサギや、キタキツネ、エゾリスたちでした。
しかし、その姿を見つけることは難しいのですよ。エゾユキウサギは冬用の白い毛皮をまとい、雪を被った園内の潅木の下にひそんでいます。探し歩いても雪の白さと同化して、なかなか見つけることができません。
キタキツネも日中は見かけません。おそらく彼らは呼人浦の「あったかアバシリ」の会場へ、餌を求めて移動していると思われます。野生動物は生きるために行動するのです。
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