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2008年2月14日木曜日

テントランドの森!森は生きている

巣箱

◎木立ちの中を飛び回る野鳥たちの「さえずり」


森のなかは、とても静かだった。聞えるのは、自分が踏みしめる雪の音だけ。この日の朝は放射冷却現象でとても寒かった。気象台の発表では氷点下度だという。しかし、テントランドと気象台との標高差は、三百メートルはある。と、すれば恐らく、この地点の温度は氷点下20度くらいだ。目の前をダイヤモンドダストがきらめきながら空間を流れていた。思わず寒さを忘れてみとれた。

木立ちの中の大木に、大きな箱が掛けられていた。それは昨年の秋に、日本野鳥の会オホーツク支部の人たちが掛けた巣箱だった。この森に生息するといわれる「しまふくろう」のために掛けられた。いわば「ふくろうの宿」である。
だが、今のところ使われた形跡はない。

やがて陽が差し込み幾らか温かくなってきた。木立ちの中を飛び回る野鳥たちの「さえずり」が聞えた。見上げると梢を数羽の鳥が飛び交っていた。色彩から見てシジュウカラのようである。気温があがると枝に積もった雪が落ちてくる。素材の森とよばれるこの地に人影は全くない。少し風が出てきたようだ。

木々の梢がざわめきだした。その音こそ森が生きている証なのです。

1 件のコメント:

  1. ブログライターお引受けいただき有難うございます。

     公園内の四季折々の姿を読者に伝えていただく最適任者として、大変嬉しく思っています。

     オホーツク公園の素晴らしさは、雄大な眺望だけではなく、普段何気なく通り過ぎる足元に自然の豊かさが溢れている、そんな情報がこのブログのコンセプト、ブログライターの皆さんに協力いただければと考えています。

     施設の整備段階では技術者として、また、オホーツク公園の散策の一愛好者として、自然の営みを豊かに文書表現していただける方、これからの投稿を楽しみにしています。

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