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自然いっぱい!体験いっぱい!感動いっぱい!

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2008年2月25日月曜日

網走の一本の古道

◎古道それは時代とともに・・・


森の</p
厳しく冷え込んだ朝でした。風もなく森は息をひそめています。見上げると空は真っ青に澄みわたり、ひと欠片の雲もありません。テントの杜には古く使われなくなった道があります。この映像の道も、そのうちの一つです。
昔、この公園やオホーツク公園通りができる前には、潮見地区と呼人地区を結ぶ山道でした。農家の人たちは馬車を使い、大観山の峠を越えたのです。
今では使われずに段々と荒れてゆきます。古道、それは時代とともに衰退する運命にある道なのです。

2008年2月19日火曜日

自然観察会クイズ!

自然観察会スタート! 自然観察会?スキー講習会?



2月16日(土)午前9時より公園内で2月の自然観察会が行われました!
天候は途中、吹雪状態(ToT)/~~~でしたが最後まで楽しく、またまた勉強にもなりました!
皆様ご苦労様でした。今年度最後の観察会は来月の15日(土)予定です。市民の皆さんもぜひ参加してみては?

観察会で怪しい物を発見!「これはゴミだ。しかもケン○ッキー!」これは、さすがに野鳥も怒るぞ~。まさか野鳥がケン○ッキーを食べるはずが・・・。みんなの公園です。最低限のマナーは守りましょう!

ゴミ捨て禁止



さぁ~次の画像にマウスをあてると「Q1.Q2・・・」と表示されるのでクイズに答えてみましょう(全問正解できるかな?)※回答は続きを読むにあります!

Q1.何のフンでしょうか? Q2.何の足跡でしょうか? Q3.何の足跡でしょうか? Q4.何の足跡でしょうか?Q5.何の鳥の巣箱でしょうか?



第29回目を迎えた オホーツク歩くスキーの集い 盛会裡に終了!!

オホーツク歩くスキーの集い


歩くスキー大会スタート

昭和55年に第1回目の「オホーツク歩くスキーフェステバル」を開催、今年で29回を数える「オホーツク歩くスキーの集い」が、フィンランドセンターのマキパー所長夫妻を招いて、一般参加者98名・留学生27名のあわせて125名が参加、昨日無事に終了。

テントランドの遊戯広場とロッヂ

てんとらんどの遊戯広場&ロッジ


遊戯広場とロッジ

親子連れが訪れ、子どもたちの歓声で賑やかだった季節も去り、広場を訪れる人影もなくなりました。テントランドの遊戯施設もロッジも、今は深い雪のなかで眠っています。雪原の白いキャンバスに映る、木の影がきわだって見えます。雪の上には沢山の足跡が見えました。それはテントランドの住人たちの足跡なのです。
彼らの先祖は、この公園が作られる前から住んでいました。大きくなったエゾユキウサギや、キタキツネ、エゾリスたちでした。
しかし、その姿を見つけることは難しいのですよ。エゾユキウサギは冬用の白い毛皮をまとい、雪を被った園内の潅木の下にひそんでいます。探し歩いても雪の白さと同化して、なかなか見つけることができません。
キタキツネも日中は見かけません。おそらく彼らは呼人浦の「あったかアバシリ」の会場へ、餌を求めて移動していると思われます。野生動物は生きるために行動するのです。

2008年2月17日日曜日

野鳥・自然観察会(2008.2.16)

今日もお天気は荒れ模様。
強い風とだんだん強くなる雪にも負けず、10月にかけた巣箱を確認すべく森を歩きました。

この冬の雪は少なめですが、吹き溜まりができていたりして足を取られることもしばしば。いつの間にかかんじきを取られ、探すのに四苦八苦したり…!
080216-2.JPG

巣箱は、すっかり葉が落ちて見通しの良くなった森にしっかりと腰を据えていました。もっと森の奥に設置したと思っていましたが、足元のササも雪に覆われていたせいか、今日はとても近くに感じられました。
080216-1.JPG
中を覗いてみましたが、残念ながら誰かが使った形跡はありませんでした。もうしばらく経過観察が必要なようです。

今日確かめた巣箱は、いつも歩くのとは違う森に設置してあります。冬にこの森を歩くのは初めて。トドマツの大木やコブニレなど、新たな発見がたくさんありました。ウサギやキツネの足跡も残っています。広い公園の森は、歩けば歩くほど新たな発見があり、楽しみが尽きることがありません。
ただ、今回は悪天候のせいか、鳥は少なめ…でした。

観察会の後のお楽しみは、Sさん手作りのケーキ!とてもおいしかったです!ごちそうさまでした!!

次回観察会は3月15日(土)朝9時
てんとらんどオートキャンプ場駐車場(レイクビュースキー場駐車場向かい)集合です。

観察された種:ウソ、コゲラ、オジロワシ、ハシブトガラス(以上4種)

2008年2月14日木曜日

テントランドの森!森は生きている

巣箱

◎木立ちの中を飛び回る野鳥たちの「さえずり」


森のなかは、とても静かだった。聞えるのは、自分が踏みしめる雪の音だけ。この日の朝は放射冷却現象でとても寒かった。気象台の発表では氷点下度だという。しかし、テントランドと気象台との標高差は、三百メートルはある。と、すれば恐らく、この地点の温度は氷点下20度くらいだ。目の前をダイヤモンドダストがきらめきながら空間を流れていた。思わず寒さを忘れてみとれた。

木立ちの中の大木に、大きな箱が掛けられていた。それは昨年の秋に、日本野鳥の会オホーツク支部の人たちが掛けた巣箱だった。この森に生息するといわれる「しまふくろう」のために掛けられた。いわば「ふくろうの宿」である。
だが、今のところ使われた形跡はない。

やがて陽が差し込み幾らか温かくなってきた。木立ちの中を飛び回る野鳥たちの「さえずり」が聞えた。見上げると梢を数羽の鳥が飛び交っていた。色彩から見てシジュウカラのようである。気温があがると枝に積もった雪が落ちてくる。素材の森とよばれるこの地に人影は全くない。少し風が出てきたようだ。

木々の梢がざわめきだした。その音こそ森が生きている証なのです。

厳冬の天都の杜

tettou.jpg

◎コースの向こうに二本の塔・・・


久しぶりに天都の杜へ向った。公園の園路は歩くスキーのコースになっている。今年は例年になく雪は少ないが寒さは厳しい。吐く息でまつ毛に凍てつく。森とぎれると目の前に雪原が広がった。春から秋までパークゴルファーで賑わったコースである。一面が銀世界となっていた。雪のなかにコースを表す石標が見えた。人々の歓声で賑わった頃が嘘のように静かである。コースの向こうに二本の塔が見えた。テレビの放送塔である。紅白に彩られた塔は、冷たく研ぎ澄まされ紺碧の空に、突き刺さるように聳え立っていた。雪原には動物の足跡もなく、さえずる野鳥の姿も見えない。朝の冷気と静寂が私を包んだ。