◎霧氷につつまれて
今日は二十四節気のひとつ啓蟄(けいちつ)です。土の中の虫たちも、そろそろ地上に顔をだす頃と、言われています。でも北海道では当てはまりません。それに節気は陰暦ですので、実際にはあとひと月後くらいになります。それも本州の近畿地方での話です。
朝、オホーツク公園に向いました。森の木々には霧氷の花が咲いていました。
センターハウスも街路灯も、霧氷につつまれて静かに眠っています。幸い曇り空で、陽の光りを浴びぬ霧氷は、溶けることなく幹や枝を飾ります。
墨絵ぼかしの風景は水墨画の世界へ誘(いざな)います。野鳥のさえずりも聞えず、森閑(しんかん)としていました。動物の足跡もなく、とても静かなひとときでした。
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