




「お盆を過ぎたら涼しくなる」、北海道では常識のことですが、涼しいというよりは寒い…今年は真夏がなかったような?もう秋ですか~(T_T)
吹く風に秋の気配を感じつつ、集合場所から歩き初めてすぐに、ノビタキの幼鳥に出会いました。パークゴルフ上の柵の上にとまり、一生懸命に餌の虫を探しています。急に飛び上がったと思ったら、上手に空中で虫を捕らえ、自慢げにくわえて見せてくれました。これから長旅が待っているよ、がんばれ、がんばれ。
画像は左からノビタキ幼鳥、ネジバナ、エゾヤマハギ、ゲンノショウコ、エゾトリカブト。






森に入ると色んなキノコが出ていました。色、形、大きさ、ニオイ、さまざまでユニーク。名前もおもしろい。
画像は左からチチタケ、カワリハツ、キホウキタケ、ヘラタケ、サンコタケ、ケロウジ(?)。
チチタケは傷を付けると白い乳液のような液が出てくることから「乳茸」。食べられるキノコですが、以前、みそ汁にして食べた時はあまりおいしくありませんでした。ヘラタケはその名の通り、ヘラみたいな形をしている、小さなキノコ。サンコタケはお坊さんが持つ「三鈷」という道具から名前が付いたそうですが、私の目には三本の指が地面から突き出しているような…ホラーなキノコです。ケロウジ(?)は漢字で書くと「毛老人」。図鑑と見比べたのですが、本当にケロウジかどうかわかりませんでした。でも確かに細かい毛がビロードのように生えていて、老人のような渋い雰囲気のキノコでした。
キノコの季節はまだまだこれから。今日は食べられるキノコが少なかったのですが、来月は期待大です。来月の観察会は9月20日(土)。キノコ試食会を予定しています。おにぎり持参でご参加ください。
観察種:鳥:ノビタキ、コサメビタキ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、アオバト、メジロ、センダイムシクイ、コゲラ、トビ、ハシブトガラス、カワラヒワ、ヒヨドリ(以上13種類) 花:ネジバナ、イチヤクソウ(実)、ヨツバヒヨドリ、アカミノルイヨウショウマ(実)、エゾゴマナ、キンミズヒキ、ハンゴンソウ、ヤブジラミ、エゾヤマハギ、ナワシロイチゴ(実)、ゲンノショウコ、キツリフネ、コクワ(実)、イヌタデ、マイヅルソウ(実)、アメリカオニアザミ、ミヤママタタビ(実)、エゾクサイチゴ、サラシナショウマ、エゾトリカブト、エゾニワトコ(実)、ナガボノシロワレモコウ、ツリガネニンジン キノコ:ミドリニガイグチ、チチタケ、キホウキタケ、カワリハツ、ヤブレベニタケ、ハナウロコタケ、ヘラタケ、サンコタケ、チャワンタケsp.、ナガエノチャワンタケ、ムジナタケ、ニオイコベニタケ、オオキヌハダトマヤタケ、シロヌメリイグチ、ホテイシメジ、ケロウジ?、ハタケシメジ、カラマツチチタケ
参加者:7名