●これまでの経過
オホーツク公園は、厳しい財政状況を反映して屋外利用施設が主なため平成18年度から北海道条例の改正で冬季間は閉鎖、その上で指定管理者制度に移行しました。
指定管理者の私共も、特に大きな財源がありませんので平成18年度は公園近くの民間住宅に事務所を移転、その間歩くスキーコースは市が整備してコースを開設、利用者は着替えたりトイレなどの利便施設がないために、利用者は1/3程度まで落ち込みました。
指定管理者も民間住宅への移転で思わぬ経費も掛かり、年間通して開設しても何とかやっていけるとの見込みを得て、平成19年度からは歩くスキーコースの利用者に利便施設としてセンターロッジを開設し、冬季間の利用者は2,000名まで回復することが出来ました。
●室内遊具の配置決定
道立公園を所管する北海道としては、年間利用者が減退し続けるオホーツク公園の利活用策として、利用度合いの低い施設の活用と子育て支援施設の拡充を図るため、前から要望の強かった室内遊戯設備の導入することを、平成20年度の北海道予算で決定。
室内遊具はセンターハウスの研修室に配置することが既に決まっていて、遊具の具体的な選定等について私ども指定管理者に意見を求められました。私共も子育てと遊具について知識はありませんから、保育園や幼稚園の保育士さんや教諭の他実際に子育て中のお母さん方に集まっていただいて、室内遊具選定等委員会で決定し意見具申をしました。
●冬季間の開設が課題に
室内遊具室の整備は9月中旬すぎに完了して、9月28日から利用者に開放されていますが、配置されたセンターハウスはセンターロッジとは違って経費が掛かりすぎるため、指定管理者としては冬季間開けることはできません。
選定等委員会の審議の中でも、どうして冬季間閉鎖となる施設に配置するのか、冬季間こそ必要な施設であることの議論もありましたし、利用者アンケート調査に協力してくれた皆さんの意見も全てが、何とかして開けてほしいとのことです。
●委託事業で冬季間の開設決定
北海道しても、委員会の議論やアンケート結果と併行して、今冬季間閉鎖している公園を何とか冬季間も開けることができないか検討している中で、その試金石としてオホーツク公園に室内遊具を整備し、冬季間試行的に開設して基礎的な資料収集の事業として、年間を通して開設されることとなりました。
本格的な開設ではありませんが、試行的とはいえ年間開設の道ができたことは、利用者にとって喜ぶべきことと歓迎します。
●開設日の変更
また、アンケート調査で、一般利用者の利用日が少ないことについてご意見が多く、団体利用もあまりこの時期としては利用ありませんので、12月から火曜日を除いた日を一般利用者の利用日に変更いたします。
団体利用を考えている方は、火曜日となりますが、日にち等ご相談下さい。
●その他
なお、昨年開設したセンターロッジは、今年度以降は閉鎖となりますので、ご了承下さい。
室内遊具室の詳しい情報は、こちらをご覧下さい。
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