毎年、この季節になると山菜を食べたくなります。スーパーで売っている野菜の方が柔らかくてきれいで、下ごしらえもいらず、簡単でおいしいのですが、なぜか山菜を食べたくなるのです。
山菜の魅力ってなんでしょう?
自分で収穫できるところ?野性的な味?なんだかわからないけど魅力的(笑)
そんな人たちが集まって、今日の観察会は「山菜を試食しよう」という企画。
さっそく森へ入ると、倒木にからまっているツル植物発見。
これは「ツルアジサイ」です。その名の通り、アジサイに似た白い花を咲かせるツルで、若い葉っぱが食べられます。今がちょうど食べ頃、さっそく収穫~。
ちょっと歩くとさっきのツルアジサイによく似た植物が木にからまっています。これは「イワガラミ」。やはりアジサイに似た白い花を咲かせますが、花びらの数が違います。
ツルアジサイの花びらは4枚、イワガラミは1枚。今は花が咲いていないので間違えそうですが、葉っぱの光沢などが微妙に違います。
イワガラミももちろん食べられます。これも収穫~。
さらに奥へ歩くとコゴミが!ヨモギが!ヨブスマソウが~!収穫、収穫~♪
さらにさらに、タラノメ、ハリギリ(センノキ)の芽とオオアマドコロを収穫。
全員で味わうにはちょっと足りないかな?と思いましたが、終わってみると結構な量が収穫できました。
さっそくセンターハウスの事務所をお借りして、手分けして調理開始。
山菜は、小林さんが収穫してくれたウドを加えて10種類。ツルアジサイとイワガラミはおひたしに、ヨモギ、ヨブスマソウ、タラノメ、ハリギリ、オオアマドコロ、イタヤカエデは天ぷらに。コゴミはごま和え。ウドは小林さんの奥様秘伝のタレで作る酢みそ和えにしました。
どれもおいし~い(^^)
山菜料理に加えて、持ち寄りのシジミのみそ汁、漬け物、イチゴ、さらに山ワサビのシャーベットまで、盛りだくさんの豪華な試食会となりました。
小林さん、そして参加者の皆さま、どうもありがとうございました。
※通常、道立オホーツク公園てんとらんどの敷地内では山菜等の採集は禁じられています。今日は公園側の許可を得て採集、試食しました。
山菜:ツルアジサイ、イワガラミ、オオヨモギ、ヨブスマソウ、タラノキ、ハリギリ、オオアマドコロ、イタヤカエデ、コゴミ(クサソテツ)、ウド
鳥:トビ、ハイタカ、ノスリ、ツツドリ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、センダイムシクイ、オオルリ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、キバシリ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、ニュウナイスズメ、ハシボソガラス(以上19種類)
花:オオバナノエンレイソウ、ミヤマスミレ、アイヌタチツボスミレ、フッキソウ、レンプクソウ、ハルザキヤマガラシ
参加者:20名
投稿ありがとうございました!今回は参加できませんでしたがちゃっかり山菜だけは食させていただきました。本当に豪華でこんなに豊富な食材が公園にはあるんですね。私が家を追い出されても何とか生きていけそうな気がしました。テントさえあればキャンプ場もありますしね(笑)
返信削除山わさびシャーベットは絶品でした。ごちそうさまでした!
そして、皆様ご苦労様でした。(ヒデ)