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2011年10月17日月曜日

公園内の巣箱清掃

エゾヒメネズミ


10月15日(土)午後より、日本野鳥の会オホーツク支部関係者等10名で公園内に設置されている巣箱の清掃を実施して頂きました。

関係者の皆様には毎年、巣箱清掃をボランティアでご協力頂いており非常に助かっております。

さて、支部長の川崎さんより清掃における巣箱内の報告があったのでお知らせします。
22個あった巣箱は落下などで4個が消失し、18個になりました。
1~2年でロープが劣化して切れやすくなるようです。
巣箱の中にはコケや獣毛で作った小鳥の巣が残っていたり、枯れ葉がぎっしり詰まったものも多くみられました。
枯れ葉が詰まった巣箱には、たいていエゾヒメネズミがいました。かわいそうですが、枯れ葉や巣材をそのままにしておくと巣箱が腐ってしまうので、中をきれいにかき出しました。
巣箱を下ろし、中身をかき出し、何が入っていたかを記録、消えかけた巣箱の番号を油性マジックで書き、また架け直す。
6年目ともなると、皆さん効率良くサクサク作業できるようになりました。
今日は参加者10名で2時間ほどで終了しました。
巣箱の状況は以下の通りです。

枯れ葉がいっぱい詰まってました!


広葉樹林(博物館前・新トレイル)……8個(2個消失)
カラマツ林……2個(1個消失)
トドマツ林……3個
広葉樹林(野外シアター)……1個
ヤチダモ林……3個(1個消失)
フクロウ巣箱(素材ゾーン)……確認せず。

さて、巣箱の中はどうなっているかな?


本来、公園職員も参加しなくてはならないのですが、何せ職員数が少なく、現在4名でセンターハウスとセンターロッジの2カ所の事務所へ配置しており、参加できなかった事をご理解ご了承ください。

お忙しい中、また悪天候にも関わらず、巣箱清掃を行って頂きありがとうございました。この場をお借りしお礼申し上げます。

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