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2008年10月19日日曜日

野鳥・自然観察会10月18日



今日は巣箱掃除の日。集合時間から雨が降っていて、あいにくの天気でしたが、まあやれるだけやってみましょうということで、作業開始。

まずは北方民族博物館前の広葉樹林から。ここの林には7個の巣箱が架かっています。昨年はネズミが入っている巣箱は掃除しないことに決めて作業しました。ネズミも森の住民、できることなら安眠妨害したくないからです。でも、2年連続して掃除しないと古い巣材が腐って巣箱の底がはずれてしまう可能性も。そんなわけで、ネズミたちには申し訳ないのですが、今年はきれいに掃除することにしました。

7個の巣箱のうち、ネズミ(エゾヒメネズミ)が入っていたのは4個。枯れ葉がたくさん入っていて、おそらくネズミが利用したと思われる巣箱は2個、残りの1個には囓られて実の中が空になったオオバボダイジュの実の殻がたくさん入っていました。この巣箱、昨年は新しいオオバボダイジュの実がたくさん入っていて、おそらくネズミ類が貯食(冬に備えて食べ物を蓄える)したのだろうということで、そのままにしておいたのです。昨年から今年にかけての冬、ネズミたちがしっかりと食べて殻を残していったのでしょう。

今日は新しく3個の巣箱を架けました。参加者の自由な発想で、好きな場所に架けてもらいました。一つは木の枝に隠れるように。一つは地面すれすれの低い位置に。そして最後の一つは細い木の枝からぶら下げるように架けてみました。それぞれ誰がどんな風に利用してくれるのでしょうか。来年の巣箱掃除が楽しみです。

このあと、カラマツ林へ移動しようとしましたが、雨足が強くなったため、あえなく中止。今後の観察会で少しずつ掃除をしていく予定です。

参加者11名

3 件のコメント:

  1. KAWASAKIさん、悪天候の中、ご苦労様でした。
    野鳥には悪いですがネズミ達にとっては、安全で良い住処ですね!ちゃっかり貯食用倉庫にまで利用していて私より立派な生活をしているような?(俺は狭いアパートに小さい冷蔵庫1台なのに・・・)

     自然達は生きていくために一生懸命に色々と考え人間にも何かを教えてくれるんですね!人間はすっかり贅沢になり、ある程度、食べたい物・ほしい物はどこでも買うことができ、寒ければ高い灯油をたいてでも暖まりと・・・。

     これからは、新しく設置した巣箱楽しみですね!設置者のセンス?で結果が・・・(笑)

     11月からは私も参加したいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
     本当に参加者の皆さんもご苦労様でした(^v^)

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  2. お疲れ様でした、朝一番からの雨の降込みでスタート。
    暫くは降ったりやんだりの中、北方民族博物館側の巣箱の清掃を実施。

    広葉樹の林だけに、鼠が入ってるのと巣材がびっしり詰まっているのを除去。これで新しい住民(生き物)に喜んで使ってもらえる環境に。

    次の人工林に向かう途中で雨がひどくなってきて後は中止。
    本格的に鳥が利用した後を見つけることが出来なかったのが残念でした。

    参加者の中には農大生が5名ほどで、研究室に所属している学生と、まだ、学年未了で所属を決めるためフリーの参加者もいた。

    巣箱から取り出した巣材は、研究室に持ち帰って分析するとのこと、研究成果を期待しています。

    新しい巣箱は、ボランテアの方が日頃から作ってくれていて、新しいのが20個ほどありますが、使えなくなったものと取り替えたり、新しく増設したりしました。

    生き物を育む杜づくりを進めるためには、巣箱の設置は欠かすことが出来ないようです、これからも、日本野鳥の会オホーツク支部の皆さんの全面的なご指導・ご支援をお願いいたします。

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  3. ヒデさん、ボスさん、コメントありがとうございます。
    動物たちは自然にあるものを最大限に利用して生き抜いてますね。暖かい羽毛や毛皮、鋭い歯や爪、空を飛ぶ翼などがあって、豊かな森があれば充分暮らしていける。時々羨ましくなってしまいます(^^)
    巣箱は森の生き物に利用してもらうため、樹洞(じゅどう:木にあいた穴。キツツキがあけたもの、自然にあいた穴、いろいろです)の替わりに人が人工的に設置します。本来、その森でどんな動物が樹洞を利用しているのか、観察しにくいものですが、巣箱を使うことで簡単に動物の気配を感じることができます。
    てんとらんどにはネズミや小鳥たち、モモンガなど、色々な動物がいる森なんですね。
    何年もかけて、いくつもの巣箱を観察することができるフィールドというのは、そうそうありません。良い機会を与えてくださってありがとうございます。

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